フリーランスを始めて幾つかの案件をこなしてきた、でもまだ本業の方が手一杯で今月の売り上げをぱっと思い浮かべられない、エクセルで管理しようとしたけど月末に慌てて更新している・・・そんな経験はありませんか?
駆け出しの頃は売上が少しでも上がるだけで嬉しいものですが、だんだんと「今月はいくらだろうか?」「目標には残りどれくらいだろうか?」といったことが気になってきます。
そんな時、無料で使えるHubSpot CRMを活用すると、案件の管理から売上の把握までを簡単に、一目で把握することができます。
この記事では、フリーランスとして活動し始めたばかりの人向けに、HubSpot CRMの無料プランを活用した売上管理術を紹介します。
実はもう、HubSpotに売上データは入っている
フリーランスのHubSpot活用ガイドのなかで、HubSpot CRMを活用して、顧客データを登録する、取引データを登録する、ということを紹介してきました。
この取引データに金額を入れておけばそれがそのまま売上データとなり、わざわざ別で管理しなくてもHubSpotが自動で集計してくれます。
取引をしっかり登録しておくと、実はHubSpotに売上データは入っています。新しいこと、そのための別のことをしなくても大丈夫です。
【一番簡単】取引ボードで今月の売上を確認する方法
こちらの記事で取引パイプラインを紹介しました。取引データは表形式で確認することもできますが、ボード形式(カンバン形式)でも確認できます。
そして、この形式だと、各取引ステージの合計金額が自動表示されます。表示する取引のフィルターで今月や先月などで期間を絞って確認できるので、ここで受注ステージの金額を確認するのが最も簡単な方法です。
ダッシュボードで「マイ売上画面」を作ろう
次に、もう一歩進んだ確認方法を紹介します。HubSpotでは、無料プランでも一部のレポート機能、ダッシュボード機能を使うことができます。デフォルトで用意されている取引ダッシュボードを作って、一目で売上を確認できる環境を整えましょう。
ダッシュボードとは?
ダッシュボードとは、簡単にいうと、自分専用のまとめ画面です。月毎の売上合計を棒グラフで表したり、表で表したり、一つ一つのグラフ・表をHubSpotではレポートと呼び、そのレポートを複数組み合わせてまとめ表示したものがダッシュボードです。
例えば売上ダッシュボードであれば、
- 今月の売上合計
- ステージ別の案件金額
- 月毎の売上推移
などのレポートを一つのダッシュボードで表現することができます。
また、HubSpotにはデフォルトでダッシュボードのテンプレートが複数存在します。まずはデフォルトテンプレートを使って定期的にチェックするようにして、物足りないなと感じたらレポートを増やしてみる、フィルターを調整してみると良いでしょう。
まとめ
HubSpot CRMを利用して、顧客データ、取引データを登録していれば、売り上げを管理するのに特別な設定はいりません。しかも、あらかじめダッシュボードを設定しておくだけで、一目で簡単にチェックできます。
HubSpotの利用に慣れてきたら、ぜひダッシュボードを使って簡単に売上の把握に役立ててみてください。
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